「隣の芝生は青く見える」とはよく言ったもので、なぜか人が頼んだ料理のほうがおいしそうに見えたりすることってありますよね。とはいえ、食べ物ならまだしも、持ち物や服装などを真似をするのは普通の人ならちょっとためらってしまう行為です。しかし世の中には普通が通用しない人もいるのです。今回はなんでも人の真似をする、ヤバイママ友の話を紹介します。
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子供の保育園で知り合ったママと仲良しに!

昨年の春、保育園年中の息子のクラスに、新しいお友達Sくんが入園してきました。初日から息子はS君と仲良くなり、あっという間に一番仲良しのお友達になっていました。

入園から1ヶ月ほど経ったころ、Sくんのママと初めてお迎えで一緒になって話をするタイミングがあったのです。

そこで彼女が私と同い年で、県外から旦那さんの転勤でこの土地に来た(私自身も県外出身者)ということがわかり、お互いの共通点で盛り上がりました。

その後も何度もお迎えで会うようになり、子供たちも仲が良かったので、休日も我が家や公園で一緒に遊ぶようになりました。

最初は褒められるのが単純に嬉しかったけど…

ママ友は県外から来たということで、「どこの美容院がいいかわからない。どこに行ってるの?」と聞かれたので、素直に行きつけの美容院を教えました。

数日後その美容院に行ったらしく、「良かったよ~!教えてくれてありがとう!」と言われ、喜んでもらえてよかったな〜と呑気に考えていたのですが…。

その後も洋服はどこで買っているか、子供の習い事は何をさせているかなどを訊かれて、何も疑問に思わず全て答えていました。

すると数日後にはSくんに同じ習い事をさせ始め、息子と同じ洋服を買って着させていたのです。それだけではなく、私が来ていた服と同じものを購入してお迎えの時に着て来たり…。

最初は褒めてもらえて嬉しいと思っていたのですが、徐々に違和感を感じるようになっていきました。

後ろ姿が瓜二つでわが子にまで間違えられた!

なんだか尋常じゃないほど真似されている?と感じたので、Sくんママとは少しずつ距離をとるようにしていきました。

とはいえ子供たちは仲がいいし、保育園のお迎えではどうしても顔を合わせることになってしまいます。

そんなことを思っていたら、ある日のお迎えの時、Sくんママを見てびっくり!なんと長かった髪をバッサリ切ってカラーリングをして、私と全く同じ髪型・髪色になっていたのです。

驚きながらも「髪型変えたんだね」と言うと、Sくんママは「そうなの!〇〇さん(私)と同じにしてって言ってやってもらっちゃった!」と嬉しそうに答えました。

同じ美容院に通い続けており、担当美容師も同じ人だったので、同じ髪型にすることが可能だったのです。服装もそっくりで、もともと背丈も同じくらいだったので後ろ姿ではどちらがどちらかわかりません。

息子たちまで自分の母親を間違える始末…。

正直に自分の気持ちを伝えたら逆ギレされた!

さすがにやりすぎだと思い「少し度を越していない?真似されすぎるのも気分が良くないよ」と伝えると、「いいじゃない、減るもんじゃないし。真似っていうか、おそろいでしょ。それに私が私の見た目をどうしようと勝手でしょ!」と逆ギレされてしまいました。

「もう何を言っても無駄だな…」と悟り、その後はお迎えの時間をずらすようにしました。

今でもたまにLINEで「〇日遊ばない〜?」「最近お迎えで会えないけど何時ごろに行ってるの?」など探りを入れられていますが、既読をつけるのを遅らせたり、質問へは明言を避け、のらりくらりとかわしています。

なんでも真似してくる執着心の強いママ友の話を紹介しました。ここまでされることはなかなかないと思いますが、みなさんは同じことをされたらどう思われますか?

ママ友本人は自分がやっていることが人が嫌がることであるという認識が全くないのでしょうね。もしくは分かってやっているのか…。

もちろん、人のものを素敵だと思ったり羨ましく感じたりすることもあるとは思います。でも、1から10までなんでもかんでも真似するような人とは、一緒にいたいとは思わないでしょう。

執着心の強い人に目を付けられると厄介なことに巻き込まれてしまうことがあるので、どのママ友と仲良くするかも見極めが大切ですね。

ftnコラムニスト:滝本めぐみ

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