いつの時代も悩む人が多い不倫や浮気。自分が当事者でなくても、友達や家族・同僚など身近な人のトラブルに巻き込まれてしまった経験がある人もいるのではないでしょうか。実は私もその一人です。今回は、私の事なかれ主義が原因で巻き込まれてしまった社内不倫のエピソードと、そこで得た教訓をお話しします。
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仲良し後輩からの突然の不倫告白

平凡な毎日を過ごしていた私。ある日、会社の後輩Aちゃんから「〇〇課長とお付き合いしているんです」とカミングアウトをされました。

Aちゃんのお相手は直属の上司。彼の奥さんは結婚前に同じ職場で働いていたため、Aちゃんとの面識もあるはず。驚いた私はすぐに関係を解消した方が良いとアドバイスをしました。

納得していない様子のAちゃんでしたが「あまり深く関わりたくないし…」と思い、それ以上は踏み込まないことにしました。

奥さん・不倫相手・私で謎の三者面談

カミングアウトを聞いてから数週間後、どうやら不倫がバレてしまったようで、奥さんが会社に乗り込んできました。

受付で「Aを呼べ!」と叫ぶ奥さん。一方Aちゃんは「筆者さんが同席してくれるなら奥さんと話します」とのこと。私は完全に巻き込まれたと思いながら、場を収めたい一心でついていくことにしました。

そこで始まった謎の3者面談。奥さんの怒号とAちゃんの泣き声で会社の受付はパニック状態でした。不倫だけでも許せないのに、相手が自分の後輩と知ったら怒りが抑えられないですよね。

不倫の代償は大きかった

結局その日は何も解決せず解散しました。その後、奥さんはAちゃんに300万円の慰謝料を請求し、旦那とは離婚したそうです。

社会人になったばかりのAちゃんに慰謝料が払えるわけもなく、掛け持ちで働くことに。知らないうちに会社を辞め、今となっては社内に彼女の居場所を知る人はいません。

また私はというと、トラブルからしばらくの間「不倫女をかばった女」というレッテルを貼られることになってしまったのです。

不倫に巻き込まれて得た教訓

今でも「大変な思いをしたな〜」と思い返すことがあるこのエピソード。

しかしよく考えれば、Aちゃんからカミングアウトされた時点でしっかり対処しておけば状況は違ったはずです。

さらに奥さんが乗り込んできた時に「自分で対処しなければいけないよ」とAちゃんに伝えていれば話し合いに巻き込まれることもなかったでしょう。

まさに波風を立てたくない私の事なかれ主義が招いた結果です。

もし、今不倫トラブルに巻き込まれて悩んでいる人がいたら、私のようにならないように気をつけてくださいね。

ftnコラムニスト:田丸ゆりな


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