2000年代以来の流行を迎えている、ウルフカット。セミロングヘアにトレンドのウルフカットを取り入れたスタイル・アレンジ方法について、紹介します。

今人気のウルフカットとは

画像: 今人気のウルフカットとは 出典:Instagram

今人気のウルフカットとは

出典:Instagram

ウルフカットは、カットされたフォルムに特徴のあるスタイルです。

定義や今流行りのウルフカットの特徴を見ていきましょう。

  • ウルフカットの定義
  • 今年らしいウルフカットの特徴
  • ウルフカットで作るセミロングのメリット

ウルフカットの定義

ウルフカットは、レイヤーを入れることで、長さにメリハリをつけたカットスタイルを指します。

レイヤーカットによって、トップ・サイドの髪の毛は短めに、えりあしは長めに残るのが特徴的です。

2000年代に芸能人やモデルのヘアスタイルに取り入れられたことから、広く話題になりました。

「ウルフ(wolf)=オオカミ」の名前の通り、トップやサイドに入ったギザギザとしたレイヤーが、オオカミのたてがみをイメージさせます。

短めに切ったトップは、ふんわりとした丸みのあるフォルムが出ます。

ボリュームを抑えたえりあしを長めに残すことで、毛先に動きが出やすくなるスタイルです。

パーマやカラーとも相性がよいため、アレンジ次第で再現できるスタイルがバリエーション豊富です。

今年らしいウルフカットの特徴

再流行しているウルフカットには、以前までのウルフカットとは違う点があります。

再流行中のウルフカットの特徴

  • ふんわりとしたフォルム
  • レイヤーを入れすぎない
  • ナチュラル・フェミニンな雰囲気を作れる

今年らしいウルフカットは、レイヤーをあまり入れすぎず、ふんわりとしたニュアンスを残します

特に、復活・リニューアルされたという意味を持つ「ネオウルフカット」は、ナチュラルなスタイルも作れます。

ウルフカットの要素を残しつつも、今風で女っぽさのあるスタイルが人気です。

ウルフカットで作るセミロングのメリット

セミロングヘアに
ウルフカットを取り入れるメリットは、以下の通りです。

【セミロングヘアにウルフカットを取り入れるメリット】

  • ナチュラルな仕上がりになる
  • 長さがあっても重たく見えにくい
  • カラー・パーマとの相性がよい
  • アレンジで雰囲気を変化させやすい
  • 毎朝のスタイリングが楽
  • 幅広い年代に似合う

ウルフカットで作るセミロングヘアは、軽やかで動きのあるスタイルが実現可能です。

長さがあるセミロングヘアは、髪全体が重い印象を与えてしまいがちです。

特にダークなヘアカラーだと、より重さが目立ってしまうでしょう。

ウルフカットなら、レイヤーカットで自然に毛量を減らし、重い印象を軽減できます。

トップから毛先にかけて動きが出しやすいので、カラー・パーマを入れる際にも立体的なシルエットになり、垢抜けた印象になるでしょう。

レイヤーを活かすことで、毎日のスタイリング・アレンジの幅が広がり、飽きが来にくいスタイルです。

その人に合わせたカットアレンジができるので、幅広い年代の人に似合いやすいでしょう。

セミロングのウルフカットでできるスタイル

画像: セミロングのウルフカットでできるスタイル 出典:Instagram

セミロングのウルフカットでできるスタイル

出典:Instagram

セミロングのウルフカットで、さまざまなスタイルが作れます。

スタイリングの例を見ていきましょう。

  • 軽やか×ウェット感で最旬スタイル
  • ウルフカット×シースルーバングでオルチャン風
  • センターパートで大人っぽいウルフカット

軽やか×ウェット感で最旬スタイル

ウルフカットの軽やかさと、束感のあるウェットな仕上げで、トレンドスタイルが作れます。

オイルなどで、濡れ感のある毛束を作るようにスタイリングするのがコツです。

カールを作り込みすぎないことで、こなれ感のある仕上がりになります。

ウェットなアレンジは、大人っぽい色気を醸し出してくれるでしょう。

オフィスコーディネートや、レディなファッションにもぴったりです。

ウルフカット×シースルーバングでオルチャン風

前髪をシースルーバングにすることで、小顔効果のあるスタイルが作れます。

シースルーバングは、透けるように毛量を減らした、ここ数年で流行中の前髪です。

シースルーバングから顔まわりにかけてつなげるようにレイヤーカットをすることで、顔の面積をすっきりと見せられます。

ウルフカットにシースルーバングを取り入れれば、韓国風の「オルチャンヘア」にぐっと近づけます。

センターパートで大人っぽいウルフカット

ウルフカットにセンターパートの前髪を取り入れれば、さらに大人っぽさを演出できます。

センターで分けた前髪は、内向き・外向きのミックス巻きにしましょう。

ふんわりとカールさせることで、前髪に動きが出やすくなります。

ウルフカットと組み合わせると、クールな印象が引き立ちます。

大人の女性にも馴染みやすいでしょう。

ウルフカットで作るセミロングのコツ3選

画像: ウルフカットで作るセミロングのコツ3選 出典:Instagram

ウルフカットで作るセミロングのコツ3選

出典:Instagram

セミロングのウルフカットを作る際には、いくつかのポイントがあります。

オーダー・スタイリング・アレンジそれぞれのコツを把握しておきましょう。

  • オーダーのポイントはえりあし・顔まわり・前髪
  • スタイリングはハネを活かそう
  • アレンジはルーズさが鍵

オーダーのポイントはえりあし・顔まわり・前髪

セミロングのウルフカットは、次のポイントを意識してオーダーするとよいでしょう。

セミロングのウルフカットをオーダーするときのポイント

  1. 目指したい雰囲気(ナチュラル、フェミニン、クールなど)
  2. 全体とえりあしの長さ
  3. くびれの強さ(女性らしくするなら強めに、クールにするなら弱めに)
  4. 前髪の有無・長さ・仕上がり(センターパート、シースルーバング、目にかかるウザバングなど)
  5. 顔まわりの長さ・仕上がり(短め・長め、顔周りにかかる・かからない)

ウルフカットは好みに合わせてアレンジしやすい反面、美容師へ正確にオーダーしないとイメージ通りの仕上がりにならないことがあります。

自分のイメージ通りの仕上がりを実現するために、全体・長さ・くびれ・前髪・顔まわりの希望をしっかりと美容師へ伝えましょう。

オーダーが難しければ、出来上がりのイメージ画像を見せるのもおすすめです。

スタイリングはハネを活かそう

セミロングのウルフカットの基本のスタイリングは、以下の通りです。

セミロングのウルフカットのスタイリング手順

  1. ストレートアイロンかコテを温める
  2. トップは内巻きにして、丸くボリュームを出す
  3. 顔周り・表面の毛を内側に巻く
  4. 内側の毛を外側に巻く
  5. えりあしに外ハネを作る
  6. スタイリング剤で整える

セミロングのウルフカットは、首まわりにくびれができるように巻いていくと、美しいフォルムが際立ちます。

元々動きの出やすいウルフカットなら、カールを少し加えるだけで仕上がるでしょう。

朝からヘアアイロンやコテを使うのが面倒な人は、あらかじめパーマをかけておくとスタイリングの手間が省けます。

アレンジはルーズさが鍵

セミロングのウルフカットのアレンジは、ルーズさをうまく取り入れるのがポイントです。

毛先・レイヤーの軽さを活かして、ラフに仕上げましょう。

セミロングのウルフカットのアレンジ例

  • ハーフアップ
  • ラフなシニヨン
  • 低めのポニーテール

ウルフカットのトップのふくらみを活かしたアレンジなら、形が決まりやすいでしょう。

ウルフカットはトップの毛が短く、まとめてもおくれ毛が出やすいスタイルです。

おくれ毛はまとめずに、あえて残しておくことで、ルーズでこなれ感のあるアレンジに仕上がるでしょう。

まとめ

セミロングヘアにウルフカットを取り入れることで、長さがあっても重い印象になりません。

ウルフカットの動きのある軽やかなスタイルで、垢抜けたセミロングヘアを実現させましょう。

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