今回は、小児科で看護師として働くA子さんのエピソードをご紹介します。
会計も終わっているのに、待合室に居座って大声でゴシップ話を続けるママ友2人組。
ほかの患者さんが困惑するなか、院長が登場して――。
非常識な行動に、ピシャリと飛んだ痛快な一言とは?
画像: 「ここ、ファミレスじゃないんですけど!? 」病院の待合室で、ゴシップ連発のママ達 → 院長が一喝!

小児科で見た、非常識な人とは――

小児科で看護師として働いている私は、日々多くの親子と接しています。

風邪が流行る季節や、予防接種の時期には、ママ友同士で連れ立って来院される方も多く、待ち時間におしゃべりをされている様子も、よく見かけます。

ただ、中にはおしゃべりに夢中になって、非常識な行動をとってしまう方もいて――。

「ここ、ファミレスじゃないんですけど?」

ある日、朝から来院していたふたりのママ友が、診察と会計が終わっても帰ろうとせず、待合室のソファで延々とおしゃべりを続けていました。

最初は「ちょっとお話してるのかな」程度だったのですが、そのうち話の内容が耳に入ってきて、私は思わず顔をしかめてしまいました。

「〇〇さんの旦那さん、浮気してるんだって」「××さんとこの子、お受験失敗したのよ、かわいそうに」など、まるで井戸端会議というよりゴシップ大会。
しかもかなりのボリュームなので、ほかの患者さんも落ち着かない様子です。
静かに絵本を読んでいた子ども達まで、顔を見合わせる始末。

話に夢中のふたりは、待合スペースにあるウォーターサーバーで水を何度もおかわりしながら、本格的にソファに腰を据えてしまいました。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.