子供の頃から母が唯一厳しかったのが「挨拶をちゃんとすること」。
当時は適当に流していたけれど、大人になってその言葉の重みをたっぷり知ることに!?
筆者の友人A子が実際に体験したエピソードをご紹介します。
画像: 「勉強しなさい」より「挨拶しなさい」厳しく言われた『母の教え』が → 私の社会人生活を救った話

「挨拶」に厳しかった母

私の母親は口うるさいタイプではなく、私は「勉強をしなさい」と言われたことも一度もありません。

自由に育てられましたが、母が唯一厳しかったこと。
それは「挨拶」でした。

「挨拶は人間関係の基本」
「すべては挨拶から始まる」
と教えられ、幼い頃から近所の人に挨拶をしないと
「ちゃんと挨拶しなさい」
と何度もやり直しさせられました。

母の教えを適当にあしらう反抗期

反抗期に入ると、挨拶にやたらうるさい母親をうっとおしく思うようになり、注意されても
「はい、わかったわかった」
と適当にあしらうように。

「あなたが苦労しないように言ってるのよ」
と母は怒りましたが、私は聞き流していました。

社会人になって挨拶のおかげで褒められた!?

時が過ぎ、社会人になってからのこと。

私が新入社員として所属した部署は緊張感があり、なかなか挨拶のタイミングが難しいところがありましたが、幼い頃から挨拶について母から厳しく言われてきたため、どんな場面でも臆せず
「おはようございます」
と一人一人に言うようにしていました。

するとある日、

「君は、挨拶が気持ちいいね」
と上司に褒められました。

そして部署内の人たちに顔と名前を覚えられるのも早く、
「もしかして、挨拶のおかげでうまくいっているかも」
と感じました。

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