産後の女性は心も体もデリケートになりがちです。周囲が上手くサポートしてくれれば良いですが、中には無神経な人もいますよね。今回は産後に姑とのあいだに起きたエピソードを友人のA子が聞かせてくれました。
画像: 「DNA鑑定したほうがいいわよ!!」【失礼すぎる姑】にもう限界、、、その時、夫が放った一言とは?

同居嫁の苦悩

私は3年ほど前に結婚して、義実家に同居しています。
経済的なことや義両親の健康面など、様々な理由があっての同居ですが、姑との関係に頭を悩ませる日々です。

姑はもともと、私と夫の結婚に反対していました。
夫は大卒で手堅い企業に勤めているのですが、私は美容師。対照的な2人に、姑は夫が私に唆されて結婚してしまったのだと思っているようで、夫の目が届かないところで私にきつく当たることも多々あります。

子どもが生まれて……

子どもが生まれればそれも改善されるかと思ったのですが、予想に反してますます姑の嫁イビリは悪化!
子どもに対して、「うちの息子に全然似てないわねぇ」「本当に息子の子なの?」「おかしいわ。息子はこんなに夜泣きしなかったし、よく寝る良い子だったわよ」と不快なことばかり言ってきます。

産後でメンタルが弱っていた私は、そんなことを言われるたびに落ち込んでいました。

さすがにひどすぎて絶句

しまいには、夫に向かって「A子さん、もしかして他の人とのあいだに子どもを作ったんじゃないの? DNA鑑定してみたほうがいいわよ。あなたの子じゃないかもしれないわ」とまで言い出す始末……!

もちろん、そんなことはありえません。子どもは正真正銘、夫の子どもです。
あまりに失礼でひどい言い分に、私は思わず絶句してしまいました。

夫がスカッと成敗!

その時、夫がついに「そんなありえないことを言う母さんと血がつながってるのが怖い。こっちこそDNA鑑定したいくらいだ」と辛辣な言葉を姑に言い返してくれたのです!

夫のことを溺愛している姑はかなりショックを受けたのか、言葉を失って何も言い返すことができませんでした。

このことをきっかけに、夫は私に「ずっと母さんとA子の関係が気になっていたのに、仕事にかまけてなかなか行動に移してあげられなくてごめん」と謝罪してくれました。
そして、私と子どもと一緒に義実家を出ることを決意してくれたのです。

もうすぐ義実家を出て自分たちだけの家庭が築けるのかと思うと楽しみでなりません。
姑は必死で出て行くのを止めようとしていますが、後の祭りです。姑に悪気はなかったのかもしれませんが、これからは距離を置いて、家族だけで幸せに暮らそうと思っています。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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