幼い子連れのお出かけは、荷物の用意から何から色々と大変なものです。
筆者の友人A子さんは、あまりの大変さにお出かけを躊躇していました。そんな彼女から聞いた体験談をご紹介します。
画像: ベビーカーで電車に乗るも「んぎゃあぁぁ!」息子が大号泣 → 絶望の中、現れた救世主に「ありがとう」

癇癪のある息子。2人連れて行くのは大変

A子さんには3歳の双子の男の子がいました。
1人は発達が少しゆっくりのため、奇声を発したり癇癪を起こしたりと、あまり大人しく出来ません。

その為、A子さんが1人で双子を連れての外出は、あまりに大変で躊躇してしまうほどでした。
よっぽどの用事が無い限りは、夫と4人で出かけるようにしていたのです。

母に会いたい。その一心で出発!

ところがある日、A子さんの母が脳梗塞で倒れてしまい、緊急入院することに。
術後は夫も仕事を休んで一緒にお見舞いに行ってくれましたが、毎日休むわけにもいきません。

母の病院まで、電車で約1時間。
子ども達を連れて行くのは大変ですが、母に会いたい。

A子さんは意を決して、双子を連れて出発することにしたのです。

電車の中でも騒ぐ息子。どうしよう……

双子のベビーカーが電車に乗り込むと、チラチラと視線を感じました。

(邪魔だと思われてるのかも)

大きくて幅を取る双子用のベビーカーは、存在感も大きいもの。
周りにペコペコと頭を下げながら、端の席のほうへ移動しました。

その瞬間、息子が突然叫び声を上げ始めてしまったのです!
オモチャやお菓子を見せても効果はなく、癇癪を起こし叫び続ける我が子。
先程より視線も集まり、A子さんは次の駅で降りるか悩むほどでした。

すると、突然近くに立っていたサラリーマンに声をかけられたのです。
怒られるのかと思っていると……!

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