私たち家族は田舎に住んでいますが、誰かが家にいれば、玄関の鍵はいつも開けっ放しにしていました。しかし、その防犯意識の甘さゆえに、忘れられない恐怖体験をすることになったのです。今回は、母が体験したゾッとした話をお届けします。
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我が家の日常

私は、田舎寄りの地域で暮らしています。
夫と子ども2人の4人家族ですが、近所付き合いに恵まれ、気の許せる友人がたくさんいました。

夫の友人や私の友人、子どもたちの友人など、毎日誰かが遊びに来ていて、人の出入りの多いにぎやかな家でした。

私たち夫婦は共働きなのですが、夫の不在時に夫の友人が来ていたり、私の不在時に私の友人が来ていたり……。
子どもが外へ遊びに行っているのにもかかわらず、子どもの友人が来ていることもあります。

人の出入りが激しいため、基本的に鍵は開けっ放しで、みんなチャイムは鳴らさずに家に上がることが日常です。

いつもと変わらない夜のはずが

その日の夜も、私の友人が数人遊びに来ていました。
私は、子どもたちをお風呂に入れようと思い、お風呂掃除をすることに……。

友人と子どもたちを居間に残して、風呂場に向かいました。
すると、いつもは換気のために開けている風呂桶の蓋が閉まっています。

「誰か閉めたのかな~?」と独り言を言いながら、風呂蓋を開けた瞬間。
なんと、そこには夫の友人が丸まって潜んでいました!

人がいるはずのないと思っていた場所に人がいて、それはもう驚きました。
私の悲鳴に友人や子どもたちも飛んで集まってくる始末。

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