友人から聞いた話です。年末年始の大掃除は、家族全員で家じゅうをきれいにする友人宅。夫はベランダと玄関、友人はキッチンとリビング、子供たちはそれぞれの部屋の掃除をしていたのですが、まさかこんな事態になるなんて思ってもいませんでした……。
画像: ftnews.jp
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ちょくちょく家を出る友人夫

どんどんきれいになる友人宅。友人は大掃除をしながら、新年が待ち遠しくとても晴れやかですっきりとした気持ちになり、充実した時間を過ごしていました。夫の掃除を手伝おうかなと玄関に行くと、夫が家を出る様子。「どうしたの?」と聞くと「ちょっと洗剤が切れちゃって。コンビニへ行ってくるよ」と言い、出ていきました。

しばらくして帰ってきたのですが、今度は「ほしい洗剤がないからホームセンターまで行ってくる」と言いました。友人は、大掃除のために洗剤をそろえていたので、なくなるはずがありません。おかしいなと思っていると、友人夫は言いました。

「あ、えと、あの、電池! 電池切れなんだ」

こんなにものがなくなるなんておかしいなと思ったのですが、掃除も順調だったし、夫も疲れて息抜きしたいのかなと思うことにしました。

子供たちとコンビニへ

すると子供たちがお菓子を食べたいというので、子供たちと一緒に近くのコンビニへ行くことにしました。すると見覚えのある後ろ姿が……。何と夫でした。見たことがない女性と何やら話をしています。そしてその女性は泣いていました。

ただならぬ雰囲気に、友人は子供たちと駆け寄り友人夫に声を掛けました。すると、泣いている女性が鬼の形相で友人を睨んできたのです。

「あんたがいるから私が不幸になったのよ!」
「なによ! ふざけんな!!!」と叫んで走り去っていきました。


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