一軒家でもマンションなどの集合住宅でも、気になることの1つに隣人とのお付き合いがあるのではないでしょうか。あなただったら、お隣さんが我が家を覗いてきたらどうしますか?
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夢のマイホームで視線を感じるようになった

息子が5歳になったことをきっかけに夢のマイホームを購入したA子夫妻。ローン返済のために共働きしながら育児もするのは大変でしたが、充実した日々を送っていました。
しかし、あるときから視線を感じるようになったA子。夫に相談すると「俺も誰かにみられているような気がするんだよね」との返答が。「2人とも視線を感じていたことがわかり、ぞっとした」と当時を振り返って話してくれました。

隣人の老夫婦が気になる

数日意識してみると、隣に住む老夫婦からの視線だと気づいたA子夫妻。癇癪もちの息子が泣くたびに視線を感じていたので、うるさくて怒っているのかと不安になったといいます。引っ越した日に挨拶に伺うも、仏頂面だった老夫婦。その後会うたびに挨拶をするものの、返答が小声で聞こえづらく、ジーっと息子を見てくるので少し怖く感じていたそう。

庭まで覗いてくる老夫婦……

休日庭で息子と遊んでいると視線を感じたA子たち。その方角を見てみると、なんと老夫婦がこちらを覗き込んでいるではありませんか! 怖さから息子をすぐに家にいれ、夫とともに老夫婦の自宅を訪ねることに。ドアが開いたと同時に「いつもうるさくして申し訳ありません」と謝ると、「勘違いさせてしまっていたならごめんなさい」とまさかの発言が! よくよく話を聞いてみると……。

あたたかい思いやりの心にほっとした

「遅くまで働いているA子夫妻が心配で、息子さんの育児を手伝えないかと思っていた」「子どもがいないのでどうすれば力になれるかがわからず、ただただ見るだけになってしまっていた」と話してくれた老夫婦。ほっとしたA子たちは息子を連れて老夫婦の元に遊びに行くようになったそうです。笑顔でやさしく面倒を見てくれる老夫婦にいまも感謝していると話すA子さん。これからも心地よい関係性を築いていけることを祈っています。

ftnコラムニスト:一瀬あい


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