幼稚園の運動会ともなれば、母親としては自分の子供に一位になって欲しいと思いますよね。しかしその気持ちが強すぎるあまり、とんでもない提案をしてくる母親もいます。そこで今回は知人から聞いた「幼稚園の運動会で買収しようとするママ友の話」をご紹介します。
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幼稚園の運動会

Aさんは息子を幼稚園に通わせる主婦です。その日、幼稚園では運動会が行われ、Aさんは小さな体で一生懸命に頑張る息子を大声で応援していました。

そして様々なプログラムが終わり、徒競走が開始されることに。息子の出番は最後ですので、Aさんはその出番を今か今かと待っていました。

ママ友に話しかけられ……

すると、「ねぇねぇ」とAさんは声をかけられます。その相手は何度か会話したことがあるママ友です。

「ウチの子、あなたの息子さんと一緒に走るんだけどさ……」

そのママ友はそんなことをAさんに言ってきます。「はぁ」とAさんが答えると、ママ友はまさかの一言を発してきました。

「お金あげるから、ウチの子を一等賞にしてあげてくれない?」

まさかの一言に……

まさかのことを言われ思わず「はぁ?」と言ってしまうAさん。

するとママ友は「だから!」と語気を強めます。

「お金あげるから、あなたの息子にわざと遅く走れって言ってきてよ! おもちゃ買ってあげるからって言えば簡単でしょ?」

ママ友はどうしても自分の子供を一等賞にしたいのでしょう。しかしその方法が買収というのは、Aさんも呆れて言葉が出ませんでした。

当然断ると……

「嫌です!」Aさんは当然のようにそう言って断りました。

するとそのママ友は「あっそう! じゃあもういい!」と逆ギレして、去っていきました。そして今度は別のママ友に買収を持ちかけていました。

「親のすることじゃないでしょ……」Aさんは思わずそうつぶやいてしまいます。

そしていよいよ、Aさんの息子の徒競走が始まります。結果は……惜しくも2位。それでもすごいことですので、Aさんはたっぷり息子を褒めてあげました。

肝心の買収を待ちかけてきたママ友の子供はというと……。誰にも相手にされなかったのでしょう。圧倒的な最下位だったそうです。

お金で勝ちを買ったところで、何の意味もないですよね。結局、こんなことをしても子供のためにはならないということを理解して欲しいものです。

ltnコラムニスト:ふくろうクジラ


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