初めての育児は、誰でもキャパオーバーになりますよね。
不安と疲労でいっぱいの中、夫に頼りたくなるのは当然の心理です。
しかし、妻のピンチに気づかない夫は少なくありません。
私の夫も、ギリギリを保っている状態に気づいてくれませんでした。
今回は、初めての赤ちゃん育児でいっぱいいっぱいの私に、夫が言い放った驚きの一言をご紹介します。
画像: ftnews.jp
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初めての育児でキャパオーバーの私といつも通りの夫

私は結婚1年後に待望の第一子を出産。
結婚後は夫の転勤先へ引っ越ししたので、実家も遠く友達もいない場所で初めての育児をすることになりました。
しかし、夫は仕事で朝早く出勤し、夜の帰宅は毎日21時を過ぎます。
里帰りから自宅に帰った後、ワンオペ育児にすっかりキャパオーバーになった私。
徐々に余裕がなくなり、夫への態度もピリピリしていたと思います。
一方、夫はいつも通りで、仕事を早めに切り上げる気はさらさらなく、休みに家で仕事をする日もありました。

「育児に参加して」と訴える私に夫が言い放った一言

最初は「仕事だから仕方がない」と思っていましたが、既に限界を超えていた私。
ある日、意を決して「ワンオペが本当にしんどいから、あなたももっと育児に参加して」と夫に訴えました。
すると、夫は驚くべき一言を私に言い放ったのです。

「オレは24時間体制で仕事をしているから無理だ」

夫は日中働く普通の営業職で、夜勤などはありません。
以後、私と夫の会話です。

私「え?24時間体制ってどういうこと?夜勤なんてないよね?」
夫「万が一夜中にクライアントから電話があったら行かなければならないから」
私「今までそんなこと一度もなかったじゃん」
夫「それに、夜中も仕事のこと考えてる」

当時娘はまだ4カ月で、夜中の授乳もありました。
文字通り24時間育児をしていた私に、夜はグースカ寝ている夫がとんでもない論理を振りかざしてきたのです。
産後で情緒不安定だった私は大爆発!
この後、私だけ号泣しながらの喧嘩になりました。

産後の恨みは一生続く

号泣する私を見て、さすがに「まずい」と思ったのか、最終的に夫は謝ってくれました。
現在第二子も生まれて4人家族です。
夫は育児の参加も増え、家事もやってくれるようになり、夫婦仲も良好。
それでも私はこの出来事を忘れません。
産後の恨みは一生ものですから。

ftnコラムニスト:ききた


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