熱烈なプロポーズを受けたら、女性としては嬉しい限りです。
でも、もし目的が自分以外だとしたら...?
今回は、知人女性のエピソードを紹介します!
画像: ftnews.jp
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猛烈アタックの末に結婚

知人女性は仕事が忙しく、なかなか出会いに恵まれませんでした。
しかしある日、職場に颯爽と営業マンが現れて、彼女に言い寄ります。まるで仕事が目的でなく、彼女に会うのが目的と言わんばかりです。
少女漫画のような展開に驚愕しつつ、知人女性は彼に猛アタックされて、トントン拍子で結婚します。こんなに情熱的な人なら、自分を大事にしてくれると思えたのです。

良い婿となった夫

夫は「俺は、婿入りするよ!」と言って、知人女性の家に住むことになりました。
1人娘だった彼女は、この提案を喜んで受け入れて、両親も含めた家族4人の生活がスタートします。
意外なことに、夫婦生活においては淡泊な夫でしたが、それでも彼女は夫を愛していました。
夫は常に両親を労わってくれて、免許を持っていない母を頻繁に病院や買い物に送迎してくれたのです。
「良い婿を貰ったな」と両親も喜んでいましたが、ある日、とんでもない事件が起きます。

母から衝撃の告白

ある日を境に、母の表情が曇りがちなことに知人女性は気付きます。
「何かあったの?」と聞いても、母は誤魔化すばかりです。しかし、その1週間後、母は泣きながら彼女の部屋にやって来ました。
事情を聞くと、母は涙ながらに言葉を発しました。
「婿が、私のことが好きだって言ってきたのよ...。前は冗談でしょ?ってはぐらかしたけど...。今日また言ってきて...。まさか、娘の夫にそんなことを言われるなんて...」
母の告白に、彼女は真っ青になりました。あろうことか、夫の目的は自分ではなく母だったのです。

離婚後に慰謝料請求

母がとっさに夫の言葉を録音したお陰で、夫もこの事実を認めざるを得ませんでした。
なんでも、夫は街中で見かけた母に恋をして、近づくために興信所を使ったといいます。そこで、娘の彼女の職場を調べ上げて、巧妙に近づいたというのですから、悪質としか言えません。
すぐに彼女は夫と別れて、慰謝料を請求しました。愛した女性とその娘を傷つけるなんて、最低の行動ですね。

ftnコラムニスト:六条京子

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