出会い系サイト時代に思春期を過ごした私にとって、近年マッチングアプリが出会いの平常ツールとなっていることにはかなり驚愕しています。そして、ママになってもなお驚かされる日が来るとは・・・。これは小学校のママ友Kさんがマッチングアプリでやらかしてしまったエピソードです。
画像: ftnews.jp
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暇つぶしでアプリに登録したKさん

子供も小学校に上がり、習い事で遅くなる日も増えて、日々の専業主婦生活に退屈していたKさんは、冗談半分でマッチングアプリに登録して、いろんな男性とのメッセージのやり取りを楽しんでいました。誰かに会うつもりは一切ないものの、Kさんのつまらない日常を埋めるのに、見ず知らずの男性とのLINEで会話する日々はちょうど良かったそうです。

でもある男性に惹かれてしまった・・・

そして、いろんな人とメッセージのやり取りをする中で、一人の男性に惹かれていく自分がいるのに気づきました。
これは、まずいかも・・・とKさん自身も感じながらも、やめられないメッセージ。とうとう向こうから「会いませんか?」とお誘いが!もうドキドキが止まらないKさんは、地元から電車で1時間以上離れた場所を指定することを条件に、その男性と会うことにしたのです!会う日が決まると、Kさんは美容院へ行き、出来る限りのスペシャルスキンケアを施して、彼に会える日を指折り数えていました。

満を辞して待ち合わせに!そこにいたのは、、、先生?!

約束の日になって待ち合わせ場所に行きました。しばらくすると、娘の小学校で見かける先生に出くわしました。お互い顔見知りだったので会釈をすると、先生はKさんから少し離れたところで立ち止まりました。なんだか嫌な予感がすると思い、メッセージを開いて彼からの連絡を待つと、「楽しみで少し早めに着いてしまいました!僕は白いシャツにグレーのズボンの格好で、ベージュのロングコートを羽織っています!」と。
まさに、今、会釈をした先生の服装そのものだったのです。

Kさんは固まるものの、スマホを動かし続け、誰かから電話がきたそぶりをしてその場を後にしました。そして2度とマッチングアプリなんて使わない、と心に決めたそうです。

ftnコラムニスト:南さおり

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