できればお近づきになりたくないメンヘラ女子。でも、恋愛に夢中になるあまり、無意識にメンヘラになってしまう女子も実は少なくありません。そこで今回は反面教師にすべく、メンヘラ女子の最凶エピソードをお届けします!
画像: 出典:fashion trend news
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メンヘラは不滅です♡

最初は筆者の大学の先輩の話です。

美人でスタイル抜群、妖艶な魅力で男性の目を惹きつける先輩のアサミ(仮名)。でも実はかなりのメンヘラ気質で、一旦付き合うと束縛が激しく、ケンカをすると周囲を巻き込んで別れる・別れないの大騒ぎに発展することも。当て馬的に遊ばれた男性も数知れず、とにかく周囲を振り回す女性でした。

大学卒業以来ずっと疎遠になっていたのですが、最近友人の結婚式で久しぶりに同席することに。さすがのアサミも大人になっているだろうと思いきや、実際に会ってみるとなんとアサミの中身は大学時代から止まったままのようでした。

みんながそれぞれ大人の落ち着きを見せる中、1人だけ「ねぇねぇ、新婦って昔○○くんと付き合ってなかった?そのあとに付き合ったのが今の旦那さんなのかなぁ?」と不謹慎なことを言ったり、聞いてもいないのに自分の恋愛事情を話したりと、始終会場の雰囲気から浮いていました。

アサミももう30代後半ですが、頭の中はいまだに恋愛一色。でも外見はそれなりに年を取ってしまっているので、そのギャップがなんだか哀れでした。

若いからこそ許されるメンヘラもいるんですよね…。メンヘラのまま老けてしまったら、もう誰にも相手にされないんだなぁとゾッとした経験でした。

日記?自叙伝?!恐怖の長文LINE

次は筆者の元同僚から聞いた話です。

元同僚の男性は、最近マッチングアプリで知り合って彼女ができたそうです。でも「良かったね!どんな子なの?」と詳しく話を聞いてみると、なんだか雲行きが怪しそうで……。

まず、毎日毎晩の「おはよう♡」「おやすみ♡」LINEは当たり前。通話も毎日。それに加えて、何日も連続で長文のLINEが届くんだそうです。

内容は、おもに自分の過去について。家庭でどんな辛いことがあって、学生時代にどんなことがあって、どんな恋愛をしてきたかなど。そんなことがまるで小説のように送り付けられてくるらしく、さすがに元同僚の男性も「俺もしかしてヤバイ子と付き合っちゃった……?」と戦々恐々としているそう。この先どうなるかが心配なところです。

メンヘラ vs メンヘラの行方は

最後は筆者が知り合いから聞いた話です。

一般的に、メンヘラだったけれど良いパートナーと出会えて徐々にメンヘラを卒業したという話はよく聞きますが、メンヘラ同士がお付き合いするとどうなるのでしょうか?

その知り合いの所属する社会人サークルで、最近メンヘラ同士のカップルが成立したそうです。彼氏も彼女も束縛癖あり、自己肯定感が低くて相手に依存しがち、常に愛情を確かめていないと不安になる……というメンヘラの三種の神器(?)を自称していたのですが、実際付き合ってみると彼女のほうが筋金入りのメンヘラだったよう。

時間帯関係なくかかってくる電話や、尋常でない嫉妬、自傷癖などを目の当たりにして、ついに彼のほうが音を上げて付き合いきれなくなり、別れることになったそうです。

もちろん別れる時も一悶着あったようですが、なんとか区切りをつけて終わらせた時、彼の口から出た言葉は「俺、全然メンヘラじゃなかったわ……」だったとのこと。本物のメンヘラの前では半端な自称メンヘラは霞んでしまうのかもしれませんね。

まとめ

誰かを深く愛することは素晴らしいことですが、それで自分や相手を苦しめては本末転倒。メンヘラ女子になってしまわないよう、自戒を忘れないようにしたいものです。

ftnコラムニスト:藍沢ゆきの


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