日常生活ではなかなか見かけない漢字ですが、とっさに読めたらすごい!と言われそうな漢字をご紹介します。今回ご紹介する漢字は「香盤表」です。読み方と使う場面、知っていますか?

ヒント

1.元々は中国で線香を立てる台のこと。
2.線香を立てる台と形が似ていることで、この名前が付けられました。
3.元々は落語や歌舞伎で使われており、今では舞台以外でも使われる専門用語です。
4.テレビドラマや映画、アニメ収録やオンライン配信にも使われます。
5.香盤表があることで、円滑な〇〇、準備ができます。

画像: ftnews.jp
ftnews.jp

答え

香盤表は「こうばんひょう」と読みます。

解説

香盤表とは、作品の出演者や演出、小道具などをシーンごとに書いた表のことです。

香盤表があることで、円滑な撮影と準備ができ、その時になって「準備していなかった!」というトラブルを防ぐことができます。

テレビドラマなどの撮影では、当日撮影するシーン、撮影の場所や時間帯、出演者は誰か、使用する小道具など、細かく書かれています。
また、広告の撮影では、商品情報やモデルの情報も含まれます。
特に演出上のイメージがある場合には、画像付きで掲載されることもあります。

この香盤表を使うことで、出演者が誰か、どんな準備が必要か、関係者全員が分かります。
撮影や準備にかかる時間の見積もりや細かい準備物の書き出しが必要なので、作成者により正確性が変わってくるのが難点です。

しかしながら、自分たちで作品を作ったり配信をする場合には、皆で協力し合いながら香盤表を作成して本番に備えればいいので、難しく考える必要はありませんよ!

writer:山桜桃

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.