人とコミュニケーションを取る能力が優れている人のことを、最近では「コミュ力がある」なんて言い方をしますよね。仕事でもプライベートでもコミュ力の有無は重要です。そこで今回は、コミュ力のある人が実践している大人の会話術についてお届けします!

人の話をしっかり聞く

まずは基本中の基本。これができていないと一発で「コミュ力がない人」と見なされます。
特に、相手の話が終わるまでは自分の話を挟まないことは鉄則です。

コミュ力がない人は、人が話している最中に「私の場合は……」「そういえば私このあいだ……」と自分の話にすり替えてしまいがちです。これでは相手が消化不良のままになってしまいますよね。
コミュ力のある人は相手の話をちゃんと最後まで聞いて完結させてあげるので、相手も「話していて心地よかった」という感情を抱きやすくなります。

正論を押し付けない

正論はたしかに正しいことかもしれませんが、その正しさは場合によっては言葉の暴力にもなりえます。人と円滑にコミュニケーションを取る上で、「何が正しいか」というのは実はあまり関係がないんです。

たとえば誰かに何か相談をされた時、正論で論破してしまっては相手にとって辛いだけで何も解決しませんよね。コミュ力のある人は人の心に寄り添うのが得意で、その人がどんな言葉をかけてもらいたいのかを素早く察することができます。

質問をするのが上手い

コミュ力のある人は質問をするのが上手です。
何気ない世間話でも、聞いている人が上手く質問すれば大きく会話が広がっていきますし、話している人も自分が話し上手になったような気持ちになれます。

あまり親しくない人と会話が続かず「何をしゃべろう……」と悩んでしまうような場面でも、コミュ力のある人は些細なことから会話の糸口を見つけて話題を提供するのです。なので、相手に余計な気を遣わせることなく会話のキャッチボールを楽しむことができます。

輪に入っていない人のことも気にかける

コミュ力のある人は気さくで人見知りをしないことが多いので、会話の輪に入れずポツンと1人でいる人のことも気にかけて、自然と会話に引き入れます。

コミュ力の高さゆえにグループの中心人物になることも多いですが、場を仕切ったり人をまとめたりするよりも全体の雰囲気を見てフォローすることのほうが得意です。

まとめ

「コミュ力がある人」というと、話し上手で華やかな性格の人をイメージしがちです。しかし、実は相手の気持ちに寄り添える優しい人、いわゆる縁の下の力持ちタイプのほうがコミュ力が優れているのかもしれませんね。

ftnコラムニスト:藍沢ゆきの

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.