言葉というのは不思議なもので、相手に不快感を与えやすい言葉でも、言い方を少し変えるだけで相手を喜ばせたり、嫌な気持ちにさせるのを防いだりすることができます。今回は私たちが無意識に使っている「相手を不快にさせやすい言葉」を、好かれる人がどのような言葉に置き換えているのか紹介したいと思います♩

~でいいです⇒~がいいです

多くの人が不快感を抱く「~でいいです」というフレーズ。みなさんもうっかり使ってしまっていることがあるのではないでしょうか。

本人にそのつもりがなくても、例えば「お昼ごはんはそうめんでいいよ」「飲み物はお茶でいいよ」という言い方をすると、どうしても上から物を言っているような印象を与えてしまいます。

自分の希望を伝えるのであれば、「~“で”いいです」ではなく、「~“が”いいです」と伝えるのが正解。「お昼ごはんはそうめんがいいな」「飲み物はお茶がいいな」という言い方に置き換えれば、相手をイラっとさせることも少なくなるはずです。

〇〇さん性格はいいから⇒〇〇さんって性格いいんだよ

「〇〇くん性格はいいから!」「〇〇さん仕事はすごくできるから」など、「~“は”いいから」というような言い方は、それ以外取り柄がないようなニュアンスに受け取られてしまうことがあるので注意が必要です。

こういった場合は「〇〇くんって性格いいんだよ!」「〇〇さん仕事がすごくできるんだよ」といった言葉に置き換えると◎

“は”を抜くだけで長所をしっかり褒めることができます。

今日素敵ですね!⇒今日も素敵ですね!

目上の人や恋人なんかに使うことがある「今日素敵ですね!」「今日かわいいな」などの褒め言葉。

実はコレ、本人は褒めているつもりでも、言われている側が「え、今日だけ?」と思ってしまうのであまりおすすめはできないんです。

誤解を招かないように相手を褒めたいのであれば、「今日“も”素敵ですね!」「今日“も”かわいいな」と伝えましょう♡

いつ暇?⇒いつなら都合がつきそう?

「いつ暇?」というような聞き方は、暇な日がたくさんある=基本的に暇をしているというニュアンスに聞こえてしまうため、よほど仲の良い友人以外にはあまり使わないほうがよいでしょう。

予定を聞く場合は、相手が忙しい前提で質問するのがベスト。「いつなら都合がつきそう?」「いつ頃時間をつくれそう?」といった聞き方で予定を尋ねると、相手に不快感を与えません。

話す前に少し考えてみよう

相手が不快になりやすい言葉は全く別の言い方に換えなくても、文字を少しプラスするだけ、あるいは文字を変えるだけで印象をガラリと変えることができます。

相手に不快感を与えやすい言葉は何かをお願いする時や相手を褒める時などにあらわれやすいので、そういった場面で何かを話す際は、自分の言い方に問題はないかぜひ考えてみるとよいでしょう。

ftnコラムニスト:なべび

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