「友達」と「友情」は、似て非なる意味合いを秘めています。友達が対外的なものであるなら、友情は内面的なもの。あなたにとって真の友情を育むことのできる友達とは。“本当の友達”を見分けるポイントには次の4つが挙げられます。

自分が悪いことをしたら指摘してくれる

真の友情で繋がっている友達は、あなたが良からぬ行動を起こしてしまった時にしっかりと叱って、正しい方向へと導いこうとしてくれます。

表面的な友達は、その場が楽しければいい、言っても仕方ない(嫌われたくない)という想いが強いので「こうしたほうがいいのに」と思っていても面倒に巻き込まれたくないから逃げ腰になります。

叱ることで多少関係が悪くなったとしても、それくらいで友情は崩れることはないと信じているからこそ、本音でぶつかってきてくれるのです。

会話がなく、沈黙になっても気にしない

人と話すときにふと沈黙になると気まずさを感じたりしますが、真の友情で結ばれた人とは、たとえ会話がなくても心地良く過ごすことができます。

「今は話したくないから話さないだけ」
そうしたマイペースをお互いが認め合っているからこそ成立します。

1日一緒にいて本当にちょっとだけしか会話をしなかったとしても、楽しかったと思えるはず。

久しぶりに会ってもすぐに打ち解けられる

環境の変化などで何年も会えなかったとしても、真の友情で結ばれた友達とは再開するとすぐに“いつものふたり”の関係に戻ることができます。

会えなかった期間の報告なんてしなくても、元気な姿が見られればそれだけで十分なのです。同じ感覚を持つふたりだからこそなせる業です。

本当につらい時に時間を見つけてくれる

大人になると仕事に、プライベートにと忙しく、友達とゆっくり過ごす時間を取ることが難しくなります。

しかし、あなたが落ち込んでいる時や困っていることがある時に、時間を見つけてかけつけてくれるのが本当の友達です。なにか助言をするわけでもなく、ただ隣で寄り添ってくれるだけで心が癒されていくような大切な存在です。

真の友情が築ける友達に巡り合えるのは、一生に一人、多くても二人くらいでしょう。本当の友達は数が多ければいいというわけではありません。お互いが心を許し合える、特別な存在です。

もしまだあなたが真の友情が感じられる友達を見いだせていない場合には、あなた自身がまずは心を開くことから始めてみましょう。飾らずに正直に接することで真の友情で結ばれた人と出会える可能性が高くなるでしょう。

ftnコラムニスト:イチジクねえさん

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