筆者の話です。重度の知的障害を持つ長男の為に飛び込んだ障害者向けの和太鼓サークル。期待に胸を膨らませながら、足を踏み入れた入会初日、代表者からの予想外の一言に、私は戸惑いを隠せませんでした。それでも通い続けると決めた理由とは……?
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休日のトラブル対策

長男は重度の知的障害があり、現在、20歳ですが知能の発達段階は3歳位です。

外では穏やかだと言われていますが、家に帰ると外での過ごし方の反動からか、私や家族に八つ当たりをしてきます。

特に休日は家にいる時間が長い為、トラブルが多発していました。

そこで、障害者向けの和太鼓サークルへの入会を決めました。

「長男の通っている事業所の仲良しの皆がいる場所へ行こう」という、ごく軽い気持ちで足を踏み入れたのでした。

公演への参加と写真撮影

初回の練習の2週間前に、この障害者向け和太鼓サークルの上位メンバーによる公演があり、長男と次男と私の3人で観に行きました。
この団体の事務局をまとめているのは、長男と同じ事業所に通う利用者のママさんで、事前に入会したいという事を連絡していました。

公演の開始前に、そのママさんが私達を見つけて話しかけてきました。

「入会するんだよね! 嬉しい! 歓迎するよ! よかったら来月の末にある公演に参加してくれない?」といきなり公演への参加を勧められたのです。

断る理由も見当たらず、勢いで「出ます」と答えました。

すると、その場で長男と私の公演のチラシ用の写真撮影が行われました。

壁際に立たされ、あっという間に終了した撮影でしたが、長男の参加の期待が少しずつ膨らんでいきました。