筆者の話です。
「今の指示、誰に言ってました?」と聞き返されることが多かった私。
自分では普通だった話し方に、ある日思わぬ指摘が入って──。

笑う同僚

そんなある日、別チームの仲良しの同僚と仕事のことを含めて雑談していた時のことです。
突然その同僚が吹き出し「Kikoさんのチームってすごいね」と笑い始めました。

「声めっちゃ通るのに、みんな全然反応しないやん!」
同僚から見ると、私の声が響いていても、チームのみんなは一瞬だけ耳を向け「自分宛てではない」と判断すると、すぐ仕事へ戻っていたそうです。

さらに部下の一人からは「毎回反応してたら仕事進まないんですよ」と言われ、私はその場で大笑いしてしまいました。

届く言葉

けれど、その様子を見ていた同僚は、笑いながらこう言ってくれたのです。
「そんなKikoさんを受け入れてる、いいチームだよね」
たしかに、私のクセを理解した上で、それぞれが仕事を回してくれていたのだと思います。

今でも気を抜くと、名前を呼ばないまま話し始めてしまうことがあります。
そのたびに、部下の「まず名前を呼んでください」という言葉を思い出します。

自分では普通だと思っていることでも、周囲には違って見えることがある。
だからこそ、その環境に甘えず、相手にちゃんと届く言い方を意識していかなければと思った出来事です。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2026年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。