「優しい夫なのに、どうしてこんなに疲れるんだろう?」筆者の知人Aさんの夫は、いつも穏やかで機嫌の良い人。一見、理想的なパートナーに思えますが、なぜかAさんの日々はいつもドタバタで心休まることがありません。その理由は、夫の「優しさ」の質にありました。
幸せな日々
Aさんは結婚5年目で3才の子どもを育てるワーキングマザー。
昔から家事は不得意な方で、それは母になった今も変わりません。
それでも仕事と育児を両立できているのは、夫の存在に助けられているからだと思っていました。
とにかく温厚で、Aさんへの感謝を言葉にし、多少ズボラな面を見せても決して責めない夫。
「こんなに優しい人と結婚できて、私は本当に幸せ者だ」
幸せを噛み締めながら、Aさんは慌ただしくも満たされた日々を過ごしていました。
優しい夫だけれど……
夫はどこまでも優しい。けれど、その優しさの質に、Aさんは言いようのない違和感を抱き始めます。
繁忙期で荒れ果てたリビングを見ても、夫は「俺は全然気にしないよ~」と笑い、責めるどころか「いつもありがとうね」と労いの言葉までくれる。
なのに、なぜだろう。Aさんの心は少しも軽くならないのです。