筆者の実体験です。ある日、息子の友人の母親から届いたメッセージで、学校で起きていたトラブルを知りました。何も語らなかった息子と、翌日に返ってきた意外な一言から、子どもの世界の不思議に気づかされた出来事です。
知らなかった「その日の出来事」
ある日、息子の友人のお母さんから「今日、息子くんが大変だったみたいで……」と連絡がありました。息子が女の子を泣かせてしまい、それを見ていた上級生たちに囲まれて責められていたというのです。
その場にいた友達が帰宅後、「あいつがかわいそうだ」と親に話し、心配したお母さんが連絡をくれたのでした。
しかし息子は何も言わず、いつも通り帰宅しており、私は異変に気づけませんでした。
涙とともにこぼれた本音
気になって尋ねると、息子はぽろぽろと涙をこぼしながら「謝ろうとしたけど、怖くて動けなかった」と話してくれました。
上級生に責められながら、たった一人でその場に立っていた息子の姿を想像すると、胸が痛くなりました。
気持ちをしっかり受け止めてから、「明日、きちんと謝ろうね」と伝えました。そして「心配して話してくれるお友達がいてよかったね」と声をかけると、息子はほんの少し、安心したようでした。