面接15分前に「場所変更」の電話。謝罪もなく、配慮もない一言が、入社意欲を一瞬で消し去りました。働く環境を妥協しなかった選択が、その後の出会いにつながった筆者の実体験です。
担当者の対応から、
「この対応をする会社で、子どもの急病や行事に理解を得るのは難しいだろう」と感じました。
そう思った瞬間、不思議と迷いはありませんでした。
「申し訳ありませんが、本日のお話はなかったことにさせてください」
自分の尊厳と、家族との生活を守るため、私は静かに電話を切りました。
あの日の決断が、最高の「出会い」を連れてきた
その後に出会った今の職場は、私の状況を丁寧に聞き、一緒に働き方を考えてくれる会社でした。シングルマザーであることも、子どもの入学を控えていることも、当たり前のように受け止めてくれたのです。
あのとき断った自分の判断は、間違っていなかった。
違和感を信じた先に、自分らしくいられる居場所が待っていました。
【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年5月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:森奈津子
海外生活や離婚、社会人での大学再入学など、多彩な経歴を持つライター。現在は幼稚園教諭として保護者の悩みに寄り添うほか、日々の人付き合いの中から生まれるリアルな本音に耳を傾け、多様な価値観に触れてきた独自の視点でそれらを記事にしている。