これは、知人のA子さんに聞いたお話です。3人目の出産から半年、一家を襲ったのは恐怖のインフルエンザでした。次々と倒れる子どもたちを前に、自分の受診を後回しにして看病に明け暮れたA子さん。限界を迎えた彼女の結末とは!?
恐怖のインフルエンザ連鎖! 終わらない看病地獄
3人目の出産から半年が過ぎたころ、A子の家に恐怖のインフルエンザが襲来しました。まず乳児の次女が発熱し、続いてA子、長男と次々にダウンしたのです。高熱にうなされる子どもたちの泣き声が響き渡り、A子も40度の熱で意識が朦朧としていました。それでも「私がしっかりしなきゃ!」と気力を振り絞り、自分の受診は後回しにして子どもたちを病院へ。解熱剤を飲ませ、水分補給をし、寝かしつける……。まさに不眠不休のサバイバル状態でした。
ついに限界突破!? 這うように向かった病院
看病の甲斐あって、子どもたちは少しずつ回復に向かいました。しかし、無理がたたったA子の体は限界を迎えていたのです。熱は下がらず、ついに起き上がれなくなってしまいました。「もうダメだ……」子どもたちが落ち着いたのを見届けてから、A子は這うようにして病院へ向かいました。待合室の椅子に座っていることすら辛く、やっとの思いで診察室へ。A子のボロボロの顔を見るなり、かかりつけの医師の表情がサッと険しくなりました。