筆者の話です。
母からの頼みごとに応じ続ける中で、断れない自分に気づきました。
繰り返されるやり取りの中で、少しずつ見え方が変わっていきます。
母からの頼みごとに応じ続ける中で、断れない自分に気づきました。
繰り返されるやり取りの中で、少しずつ見え方が変わっていきます。
増える頼みごと
「これを買ってきてほしい」
実家の母からの頼みごとは、休みのたびに増えていきました。
買い物や送迎など、内容はどれも日常的なものです。
「これくらいなら、できる範囲で応えてあげたい」と思い、その都度予定を調整して対応していました。
冷蔵庫の中を確認してメモを取り、スーパーで頼まれた品をかごに入れていく。
レジを済ませて袋を持つと、自然と母の家へ向かう流れになっていました。
特別なことではないと思い、断る理由も見当たらず同じやり取りを繰り返していたのです。
積もる違和感
仕事の合間に時間を作り、母の家へ立ち寄ることも増えていきます。
玄関先で荷物を渡し、短く会話をしてそのまま急いで帰る日もありました。
帰り道、手に持った荷物の重さよりも、「今日も自分のやりたかったことができなかったな」と、予定が崩れていく感覚のほうが強く残ることがあります。
本当は休みたい日でも、頼まれると断りきれず、そのまま引き受けてしまう流れが続いていきました。
カレンダーを見返すと、自分の予定よりも母の用事が先に入っていることに気づきます。
それでも「親が元気なうちにできるだけのことはしてあげなくては」という気持ちで動いていました。