姉に誘われて、子連れでコンサートに行ったときのことです。子どものいい経験になると思っていたものの、反応は想像とは違うものでした。そこで姉からかけられた一言に、思わずハッとして──。今回は、筆者が感じた子どもとのズレをお話しします。
「今じゃないだけ」と言われて
コンサートが終わり、姉に「態度悪くて、ごめんね」と伝えると、あっさりとこう言われたのです。
「そんなもんだよ。今じゃないだけ」その一言で、ふっと力が抜けました。
振り返ってみると、子どもたちにとっては音楽よりも「いとこと遊ぶ時間」の方が楽しみだったのかもしれません。
興味を持つタイミングも、心が向く先も、それぞれ違って当たり前。「せっかくいい機会を与えたのに」という思いは、私の押し付けだったかもしれないと気づきました。
そのあと公園で思いきり遊ぶ姿を見ながら「今の楽しさ」を大事にすることの方が、意味があるのだと感じました。
【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年4月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:大空琉菜
受付職を経て、出産を機に「子どもをそばで見守りながら働ける仕事」を模索しライターに転身。 暮らしや思考の整理に関するKindle書籍を4冊出版し、Amazon新着ランキング累計21部門で1位に輝く実績を持つ。 取材や自身の経験をもとに、読者に「自分にもできそう」と前向きになれる記事を執筆。 得意分野は、片づけ、ライフスタイル、子育て、メンタルケアなど。Xでも情報発信中。