これは、筆者の知人のA子さんから聞いたお話です。
「リードしてくれる強引さが素敵」と思っていた彼。しかし蓋を開けてみれば、彼女を「無料の家政婦」か「召使い」と勘違いしているトンデモ男だったのです! 彼のモラハラ気質な振る舞いに、ついにA子さんの堪忍袋の緒が切れることに。

理想の彼が豹変! 始まったのは「俺様」に仕える召使い生活

20代後半だったA子さんは、当時付き合っていたB男と念願の同棲をスタートさせました。少し強引でリードしてくれるB男に「男らしくて素敵! 」と惹かれていたのですが、一緒に暮らし始めるとその印象は一変します。

B男は仕事から帰宅すると、指一本動かそうとはしませんでした。家事は全てA子さんがやって当たり前という態度で、「おい、風呂」という尊大な言葉を皮切りに、A子さんへの要求はエスカレート。脱衣所には完璧に畳まれた着替えが用意されていなければならず、彼がお風呂から上がった瞬間、テーブルには「完璧な温度」のコーヒーが置いてあることが同棲の絶対条件だったのです。

ある日のこと、準備が早すぎてコーヒーがわずかに冷めてしまったことがありました。するとB男はカップに指一本触れようともせず、「冷めたコーヒーは普通飲めないよね。やり直して」と冷酷に言い放ったのです。パートナーとしての温もりはそこになく、A子さんの心には少しずつ、黒い影が広がっていきました。

感謝ゼロでダメ出しの嵐! 召使い扱いに我慢の限界

日々の食事に対しても、B男の態度は度を越していました。A子さんが一生懸命に作った料理に対し、「味が薄い」「盛り付けが雑」と難癖をつけるのは当たり前。A子さんが体調を崩して寝込んでいる時でさえ、彼は心配するどころか「俺の飯はどうするんだよ」と枕元で不機嫌そうに言い放つ始末でした。

A子さんは彼を喜ばせたい一心で尽くしてきましたが、彼が求めていたのはパートナーではなく、自分の世話を24時間完璧にこなす「無料の家政婦」だったのだと気づかされました。決定打となったのはある週末、B男が放った「もっと手際よく動けないの? 無能だな」という冷たい言葉でした。