今回は、友人Aに聞いた、実家での家事の偏りに気づいた話です。
何気ない姪の一言で、当たり前だと思っていた役割に違和感が生まれました。
その場の空気が変わったあと、家族の関係はどうなったのでしょうか。
ftnews.jp

空気が止まる一言

「Aちゃんばっかり洗濯してるね」
姪の何気ない一言で、その場の空気が一瞬止まりました。

離婚後、Aは娘と実家に身を寄せて暮らしています。
日頃の感謝もあり、買い物や家事はできるだけ自分から引き受けるようにしていました。
しかし、その「善意」がいつの間にか、周囲にとっても自分にとっても、あって当たり前の「風景」のようになっていたのです。

増える家事

姉や弟家族が帰省してきた日、家の中は一気ににぎやかになりました。
その分、洗濯物の量も一気に増えます。
朝から何度も洗濯機を回し、干して、また回していきます。
その合間に台所に立ち、食事の準備や後片付けを進めていきました。

誰も立ち上がる様子はなく、手を動かしているのはAだけ。
リビングでは笑い声が続き、楽しそうな空気があふれています。

Aはその様子を横目に見ながら、動き続けていました。
両親や姉弟、子どもたちから次々と声をかけられ、座る暇さえなかったのです。