筆者の体験談です。
義実家での食卓、会話に入れず苦笑いを続けていました。
そんな中、思わず口にしたひと言で空気が変わって――。
義実家での食卓、会話に入れず苦笑いを続けていました。
そんな中、思わず口にしたひと言で空気が変わって――。
ついていけず
「その頃はさ……」
義実家に帰省した時、家族で食卓を囲みながら会話が続いていました。
夫の子どもの頃の話や昔の出来事が次々と話題に上がります。
笑い声が広がる中、私は相づちを打ちながら耳を傾けていました。
でも、どの話も私の知らない出来事ばかりで、自然と会話の外側にいるような感覚になっていきます。
同じ場にいるのに、少しだけ距離があるような居心地の悪さを感じていました。
重なる違和感
料理を取り分けながら「そうなんですね」と返すことしかできません。
会話は途切れることなく進み、言葉を挟むタイミングをつかめないまま、また聞き手に戻っていました。
ときには、夫の元カノとの交際の話が混ざることもあります。
義家族にとっては楽しい思い出なのかもしれません。
しかし、かつての恋人とのエピソードを、まるで今の妻である私のことであるかのように語られるのは、どうしても受け入れがたいものがありました。
冗談まじりだとわかっていても、どう反応すればいいのか迷い、視線を落とす場面もありました。、
「そんなことありましたかね……」
笑っていれば、その場は過ぎていきます。
ただ、うなずくだけの時間が増えていきました。
そのたびに、取り残されているような感覚が少しずつ積み重なっていきます。