これは筆者自身の体験談です。息子が3歳の頃、私は「親としてしっかりしなきゃ」と思い、厳しく叱ることが多くなっていました。息子が約束を守らないときはすぐに注意していましたが、ある日息子の顔に浮かんだ傷ついた表情を見て、初めて自分の育児のやり方に疑問を持ちました。その時、私は「叱る」だけでなく、子どもの気持ちに寄り添うことの大切さに気づかされたのです。

親として「しっかりしなきゃ」

息子が3歳の頃、私は叱ることが多く、自分にこう言い聞かせていました。「親としてちゃんとしなきゃ、もう3歳なんだから」。息子が約束を守らなかったり悪さをしたりすると、つい厳しく注意してしまう日々。私はそれが「良い親であること」だと思っていたのです。

強く叱った日のこと

ある日、幼稚園から帰ってきた息子が手を洗わずにお菓子を食べようとした瞬間、私はいつものように「手を先に洗いなさい!」と強く叱りました。息子はしゅんと黙り込み、その後リビングに戻ってきて無言で座り込みました。私はそのまま家事に戻ろうとしたのですが……。