女手一つで子どもを育てるのは、生半可なことではありません。娘のために弱音を吐かずにやってきたシングルマザーの友人。娘の“本音”が突き刺さった、あるエピソードを紹介します。

シングルマザーだからこそ厳しく強く

娘が小学生のとき、夫と離婚してシングルマザーになりました。

「あそこはシングルマザーだから」
そう思われたくなくて、娘を厳しく育てました。そして私自身も泣き言を言わず、弱音を吐かずに前だけを向いてやってきたつもりです。

娘からの「お母さんは強い人」「かっこいい」という言葉が、私の誇りでした。

突然学校に行けなくなった娘にモヤモヤ

しかし、娘が高校生になってから、突然学校に行けなくなってしまったのです。

最初は体調不良と言っていたため病院にも連れて行きましたが、診断結果は異常なし。朝布団から出ようとしなかったり、お腹が痛いと言ったりしていたので、成長期や思春期が関係しているのかとも思いましたが、そのような理由でもありません。

もう高校生だったので、たとえ学校を休んでも一人で留守番はできます。私は仕事には行けましたが、理由もわからず学校を休み続ける娘に対し、少しずつモヤモヤが積み重なっていきました。

そしてある日、また学校を休むと言った娘に対して私は大爆発。「いい加減にしなさい!」と怒鳴ります。

すると、それまで布団にもぐっていた娘がむくっと起き上がり、泣きながら私に言いました。