気になったことはすぐに手元のスマホで調べられる便利な時代です。さらにSNSを使えばさまざまな悩みを不特定多数の相手に相談できたり、他人の炎上を見て世間の反応や一般論をうかがえたり。しかし使い方には注意が必要なのかもしれません。今回はお孫さんが生まれたばかりの筆者の知人から聞いたお話を紹介します。

配慮

先日、息子夫婦のところに赤ちゃんが生まれました。

赤ちゃんは私にとって初孫で、妊娠報告を受けたときはかなり舞い上がったことを覚えています。

お嫁さんの妊娠中、SNSを通じて世の多くのお嫁さんたちが『孫フィーバーで暴走する姑』に苦労していることを学びました。

せっかくの喜ばしい生命の誕生だというのに、お嫁さんの負担になってはいけません!
そのため私は必死にSNSで情報収集し、『お金を出しても口は出さない』『産後は向こうから言われるまで会いに行かない』など気をつけることを勉強しました。

実践

ついに赤ちゃんが生まれました!
予習はバッチリです。

息子から産後すぐに会いに来てと言われましたが、私は「配慮ができる姑」を全うしようと決めていました。
退院前日にうかがい、赤ちゃんとお嫁さんの顔を見ると、長居は禁物と言い聞かせ、名残惜しさを押し殺してすぐに帰りました。

退院後もこちらからは連絡をしないようにしていたのですが、お嫁さんから
「ニューボーンフォトの写真をプレゼントしたいのですが、大きいサイズと小さいサイズどちらがいいですか?」と連絡を受けました。

しかし、費用もかかるし発注も大変だろうと思い、「気を遣わせたくない」一心で
「お気遣いなく! 写真は要りません」
と返信したのです。本当は喉から手が出るほど欲しかったのですが……。