身近な人との何気ないやり取りに、戸惑ったことはありませんか。友人A子は、義妹Rの家で小さなズレを感じました。今回は、その体験を通して気づいた距離の取り方についてお伝えします。
はじめて“義妹R”の家へ行ったA子
近くに住むRとは、子ども同士の年齢も近く、公園や家で遊ばせる仲です。
ある日、「うちにおいでよ」と誘われ、娘を連れて行きました。子どもたちは大はしゃぎ。コーヒーを入れてくれたRは「くつろいでてねー!」と笑います。
ほっと一息ついた、その直後でした。
Rが突然「あ、ちょっとごめん!」上の階へ。ガタガタという物音のあと、掃除機の音が響きます。
あ、掃除か。
子どもがいると、なかなかできないよね。
そう思いながら待っていました。けれど、なかなか降りてきません。
なんで、今……?
そのうち、Rの息子が「ママ、うんち!」と声を上げました。私は反射的に彼女を呼びます。
すると上から、「あー待って、今エアコンのフィルター掃除してるからー」との返事。
……今、フィルター掃除?
一瞬、言葉がでませんでした。
しばらくして戻ってきたRは、「ママ、お仕事するって言ったでしょ」と言いながらオムツを替え、また上へ。
気づけば30分以上、私は子どもたちとリビングで過ごしていました。
悪気はないと思いつつ、それでも、胸の奥に小さな引っかかりが残りました。
「くつろいでてね」と言われたはずなのに、どこか“預かっている側”の気持ちになっていたのです。