筆者の娘が友達の家で見た“料理するパパ”に憧れ、わが家の夫にも同じお願いをすることに。戸惑う夫と無邪気な娘。たった一言が、思いのほか父の心に刺さりました。
お料理上手なパパ
娘が5歳のときのことです。
お友達の誕生日パーティーにお呼ばれしました。
帰宅するなり、興奮気味に話し始めます。
「〇〇ちゃんのパパがね、アメリカンドッグとポテトチップス作ってくれたの!」
「え? パパが?」
「そう! すっごくおいしかったんだよ!」
家事をほとんどしない我が家の夫しか知らない娘にとって、“パパが料理をする”という光景は、かなり新鮮だったようです。
突然のリクエスト
「パパもアメリカンドッグとポテトチップス作って!」
突然のご指名に、夫はぴたりと動きを止めました。
「え! む、無理」
「作れないの? なんで?」
「いや、その……」
しどろもどろです。
内心「それはハードルが高いぞ」と苦笑いしつつ見守る私をよそに、夫はあたふたしていました。