筆者の体験談です。
ある日、夫がやけに親切になりました。
しかし、その優しさの後に来るものを、私はもう知っているのです……。
ある日、夫がやけに親切になりました。
しかし、その優しさの後に来るものを、私はもう知っているのです……。
急に親切になった夫
「ケーキ買ってきたんだけど」「お使い行ってこようか?」
ある日、夫が立て続けにそんなことを言いだしました。
仕事帰りのはずなのに、紙袋を手に帰ってきて、いつもより口数も多い様子。
玄関に立ったまま「今日寒かったね」と世間話まで添えられ、少し変に感じました。
いつもなら、靴を脱いだらそのまま部屋に入る人です。
普段はそこまでマメなタイプではありません。
だからこそ、その「過剰な」親切さが少し気になったのです。
違和感のある態度
冷蔵庫にケーキをしまいながら、私はこれまでの記憶を思い返していました。
こういう流れのあと、夫がどう動いてきたか。
偶然ではなく、何度か繰り返されてきたパターンです。
ありがたい気持ちは確かにあります。
ただ、フォークの数を確認し、皿を出す手が、どこか慎重になっている自分に気づきました。
「今日はやけに優しいな」
そう思うと同時に、フォークを置く手が一瞬止まりました。心のどこかで、次に来る「本題」を予感していたからです。