皆さんは、普段利用しているお店の接客に違和感を覚えたことはありませんか。フレンドリーに話してくれるのは嬉しいけれど、会話の内容に距離感を置きたくなる人も存在しますよね。今回は、筆者がカラオケ店で遭遇した“距離感を間違えた接客”が、思わぬ形で是正されたエピソードをお届けします。
混み合うカラオケ店での出来事
ある週末の夕方、私は友人とカラオケに行きました。受付にはすでに数組が並び、店内はかなり混雑している様子。私は列の後方で順番を待っていたのですが、前に並ぶお客さんが会員カードを持っていなかったようで、新規登録の手続きをしていました。
年齢確認のために免許証を提示すると、若い男性店員がそれをじっと見ながら、突然「〇〇町に住んでるんですね。あの角にあったお店、知ってます?」と声をかけたのです。さらに「この辺、住みやすくていいですよね」と、周囲にも聞こえる声で話し続けます。
個人情報がだだ漏れする接客
その会話の内容は、本人だけでなく、後ろに並ぶ私たち全員に筒抜けでした。住所という極めてデリケートな個人情報を、悪気がないとはいえ雑談のネタにすることへの違和感。加えて、店員の口は動きますが作業は進まず、列はどんどん長くなっていきます。
やっとそのお客さんの受付が終わったと思ったら、まさかの次のお客さんも会員カードを持っておらず、まったく同じ流れになったのです。免許証を見ては「〇〇市は緑が多くていいですよね!」と話し始め、また受付の列が止まりました。正直「早くしてほしい」という空気が、受付全体に漂っていました。