皆さんは、日常の中で「どう対応するのが正解だったのだろう」と気を使うあまり振り回された経験はありませんか。そんなモヤモヤが続くと心がすり減ってしまいますよね。今回は、筆者の友人T子が体験した、職場の不透明なルールに終止符が打たれ、環境が改善されたエピソードをご紹介します。

理不尽な“自分ルール”がついに!!

その日もN子は、T子が掃除を始めたタイミングに対して小言を言いました。その様子を、視察にきていた管理職員が偶然目にしていたのです。
現場の違和感を察知した管理職員は「基準が人によって違うと、現場は混乱しますよね」と一言N子に向かって言ってくれたのです。

さらにT子は話を詳しく聞かれ、N子の“自分ルール”が業務マニュアルとは無関係であること、そして特定のスタッフにだけ雑務の負担が偏っている現状が明らかになりました。
結果、N子の言動は適正な指導の範囲を超えていると判断され、事業所全体に対して「役割分担の明確化と、指導方法の是正」が厳しく通達されることになりました。

それ以降、掃除は内勤・外勤を問わない当番制になり、誰か一人の主観による押しつけはなくなりました。T子は「やっと普通に仕事ができる」と心から安堵した気持ちになりました。

誰しも無意識の中に存在する“自分ルール”。それを人に強要する行為は、理不尽極まりなく、必ずどこかで破綻を招きます。どこかできちんと自分を正しく見ている人はいる。そんな希望を感じさせてくれる出来事でした。

【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2025年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Miwa.S
事務員としてのキャリアを積みながら、ライター活動をスタート。持ち前の聞き上手を活かし、職場の同僚や友人などから、嫁姑・ママ友トラブルなどのリアルなエピソードを多数収集し、その声を中心にコラムを執筆。 新たなスキルを身につけ、読者に共感と気づきを届けたいという思いで、日々精力的に情報を発信している。栄養士の資格を活かして、食に関する記事を執筆することも。