筆者の話です。
毎朝7時半、隣の部屋から聞こえてくる決まった音があります。
それは、気になるはずなのに、なぜか気持ちを落ち着かせるものでした。
毎朝7時半、隣の部屋から聞こえてくる決まった音があります。
それは、気になるはずなのに、なぜか気持ちを落ち着かせるものでした。
私にも合図
ある朝、いつもの電子音が聞こえたときのことです。
私は時計を見る前に「もう7時半か」と体が反応していました。
目覚まし時計は、本来、その部屋の人を起こすための音です。
それなのに、いつの間にか、私にとっても一日の始まりを知らせる合図になっていました。
「もう7時半だから、私も動こうかな」
そう思った自分に、少しだけ驚いたのです。
音の温度
一人暮らしでは、他人の存在を感じる機会は意外と少ないものです。
家に帰っても、話し声が聞こえることはなく、静かな時間が続きます。
毎朝決まった時間に聞こえるその音は「隣に人がいる」「生活が動いている」という安心感につながっていました。
うるさくない、ちょうどいい距離感だからこそ、そう感じられたのかもしれません。
生活音なのに、なぜかあたたかく感じた理由に気づいた出来事です。
【体験者:50代・筆者、回答時期:2026年1月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。