子育ての正解は一つではありません。だからこそ、周囲との価値観の違いに戸惑うこともありますし、時には「自分のやり方こそ最新で正しい」と主張したがる人もいます。今回は、筆者の友人が体験談を聞かせてくれました。
育児論を振りかざすママ友
ママ友のA美さんは「叱らない育児」を実践している人です。
もちろん、教育方針はそれぞれの家庭で違うもの。
その考え方自体を否定はしません。
しかしA美さんの場合、自分の育児が一番優れているのだと決め付けるようなところがあります。
ある日、A美さん親子と一緒に買い物していた時のこと。
私が、スーパーで走ろうとした自分の息子に注意すると、彼女は「頭ごなしに叱るなんて古いし、子どもの自己肯定感を下げるだけだよ?」と苦笑いしました。
まるで「時代遅れな親」を見下しているような口ぶりに、モヤッ……。
A美さんはこんなふうに、事あるごとに育児論を押し付けては、マウントを取ってくるのでした。
自慢の育児の実態は……
でも、「叱らずに受け止める育児」は、私の目には“ただの放置”に見えてしまう場面が多々ありました。
A美さんの息子が外食でカトラリーを楽器のようにカンカン鳴らしても、遊びに行ったママ友の家で冷蔵庫を勝手に開けても、A美さんは決して叱りません。
それどころか、「何か理由があったんだよね」と優しく微笑むだけ。
そのうち、さすがに周囲のママたちも「ちょっとおかしくない?」と思うようになっていきました。