遅い時間に近所の小学生が自宅に訪ねてきたため、慌てて対応した私。その後、思いもよらない展開が待っていました。最後に残った「小さな引っかかり」が今でも印象に残っている、筆者の体験談です。

予想外の訪問者

ある夜、家でくつろいでいるとインターフォンが鳴りました。画面を見ると、近所のT君の姿。
娘と同じ小学校に通う男の子で、子ども同士も親同士も仲がよく、何度も家を行き来している間柄でした。

ただ、その時間はすでに夜。嫌な予感がしつつ応答すると、画面越しに「助けて! 助けて!」と大きな声が響いたのです。

静かな夜に起きた異変

慌ててドアを開けるとそこに立っていたのは、パジャマ姿のT君ひとりだけ。
「どうしたの!? ママは?」
「怒って出ていっちゃった!」と泣きじゃくるT君。
言うことを聞かなかったので腹を立て家を飛び出し、帰ってこないというのです。

まさか……。

連絡がつかないT君ママ

T君のママは子どものために一生懸命で、私が密かに尊敬している人。何かあったのではと心配になり電話をかけたものの、つながりません。

泣いて混乱しているT君をなだめながら、念のため彼の家の玄関先で一緒に待つことにしました。