お正月が近づいてくると、多くの人の頭を悩ませるのが「お年玉いくら渡すか問題」ではないでしょうか。筆者の知人Aさんの義姉は「お年玉は1万円でよろしくね!」と金額を指定。言われた通りの額のお年玉を渡してきたAさんでしたが、Aさんにも子供が生まれると、義姉の対応に困惑することになったのです。

お年玉は1万ね! 義姉からの要求

Aさんは結婚したばかりの頃、初めて迎える正月を前に義姉から連絡をもらいました。

「Aちゃん、お年玉は1万円ずつでよろしくね!」

当時、2歳と5歳だった義姉の子供たち。Aさんの価値観だとこんなに小さい子供たちに1万円のお年玉は高額ではないかと感じました。

しかし、結婚したばかりで親戚間のルールも把握しきれていなかったAさん。郷に入っては郷に従え精神で、言われた通り1万円のお年玉を用意し渡しました。

母になったAさん、お年玉は?

結婚して3年が経ったころ、Aさんも出産し母になりました。この間もずっと義姉の子供たちには1万円ずつのお年玉を渡しています。

こちらも子供ができたのだから、今年は当然義姉からもお年玉がもらえるのだろうと思っていたAさん。

しかし、正月を迎えると義姉は「まだAちゃんのところは赤ちゃんだから、あげなくていいよね~」と言ってきたのです。

驚いたAさんでしたが、お金を催促するのも気が引けてしまい、黙り込んでしまいました。