気分屋の嫁に、少し不快感を抱いていた知人。しかし、嫁は“とある経験”をきっかけに、過去の言動を謝るほど自分の行いを恥じたそう。知人から聞いたエピソードを紹介します。

気分屋の嫁

私は成人した子どもが2人いる主婦です。
息子は30代手前で結婚。嫁は明るくていい子でしたが、ひとつだけ困ったところがありました。

それは、かなりの気分屋だということ。
一緒に食事をすると、「お義母さん、これ美味しいです~!」とハイテンションな時もあれば、不機嫌そうな表情を浮かべ一言も話さない時も。
気分によって差が大きい嫁の態度に、あきれたり腹が立ったりしていましたが、「まだまだ若いし、気にしないようにしよう」と思っていたのです。

孫が誕生

そんな嫁も子どもを出産し、無事ママに。その後も次々に子どもを授かり、3人の子どもの母親になりました。

育児で大忙しの嫁を助けるため、私も手伝いに行っていたのですが、嫁は「いつもありがとうございます」とニコニコ。いつ会っても笑顔の日が多いのです。

私は少し違和感を抱きました。以前の嫁だったら気分の波が激しく、不機嫌に黙り込む日があったはず。しかし、最近は機嫌よく振る舞うばかりです。
「嫁ちゃん、どうしたんだろう?」と私は不思議に思っていました。