「夫が不倫している」と泣く親友を、数ヶ月間支え続けた筆者の友人・瞳さん(仮名)。しかし親友の夫から告げられた真実は、すべて逆だったのです―—。背筋が凍る裏切りの手口とは。
泣きながら打ち明けられた不倫
瞳さんは、40代の主婦。
ある晩、久しぶりに大学時代の親友から電話がかかってきました。
「夫が浮気してるの。もう離婚する」
声は涙で震えていました。
そこから数ヶ月間、瞳さんは親友を支え続けます。
夜中に電話で相談に乗り、弁護士を紹介し、引っ越しの手伝いまで。
「大変だったけど、困っているときはお互い様だから」
そう思っていたそうです。
親友の夫から衝撃の告白
ところがある日。
親友の夫から「一度お話できませんか」と連絡が入りました。
不審に思いながらも会ってみると、彼は静かに話し始めます。
「妻の話、実は全部嘘で。浮気してたのは妻のほうなんです。僕、本当に困ってて」
……は?
耳を疑いました。 信じられない思いで親友に問いただすと。
「瞳はどっちを信じるのよ! 親友でしょ? なんで私を疑うわけ?」
「私、やっと再出発しようとしてるのに!」
逆ギレされたそうです。