これは、知人のA子さんに聞いたお話です。
親戚の集まりでいつも嫌味を言ってくるB母と娘のB子。B子は二人きりだと“女王様”に豹変します! 逃げ回るしかなかった私を救ってくれたのは、まさかの人物でした。
親戚の集まりでいつも嫌味を言ってくるB母と娘のB子。B子は二人きりだと“女王様”に豹変します! 逃げ回るしかなかった私を救ってくれたのは、まさかの人物でした。
憂鬱な親戚の集まり……私を追い詰める「B母と娘のB子」
これは、A子さんが10代の頃のお話。普段あまり会うことのない父方の親戚が集まる日は、A子さんにとっていつも緊張の時間でした。人見知りもあって、親のそばから離れられずにいたのです。
特に苦手だったのが、B母と娘のB子。B母は、A子さんを見つけるなり、娘のB子に「A子ちゃんと遊びたいの? 遊んでもらう?」と、話しかけます。当時の私には、無言の圧力のように感じられました……。なんとなく遊ばないといけない雰囲気を感じたA子さんは仕方なく、B子と別室に行くことになりました。
別室で豹変! B子の「女王様」指令
親たちの目から離れた途端、さっきまでモジモジと大人しかったB子が、まるで“女王様”のように豹変! 「年下なんだから言うことを聞け」と、次から次へと命令してくるのです。理不尽な要求にA子さんは我慢できなくなり、そっと親元へ避難しました。
「B子ちゃんと遊ばないの?」と聞かれるのが怖くて、遊びに誘われないよう、ひたすら食事に集中することにしました。これなら誰も文句は言わないはず……! と思っていました。
救世主は「無口な祖父」!? 意外な助け舟
しかし、その様子を見ていたB母が、またしても嫌味を口にします。「あら、A子ちゃんはご馳走を食べ尽くしちゃうわね」そう言って、自分の娘であるB子のお皿にご馳走をたくさんよそい始めました。「A子ちゃんはもういらないわよね?」とでも言いたげな態度に、A子さんが固まっていると……。