今回は、筆者の知人A子さんから聞いたエピソードをご紹介します。
公園で転び、大泣きしてしまった4歳の息子に、思わず「男の子でしょ!」と声をかけてしまったA子さん。すると息子は涙ながらに反論してきて──?
思わずクスッと笑ってしまいつつも、息子の鋭い視点にハッとさせられたそうです。
公園で転び、大泣きしてしまった4歳の息子に、思わず「男の子でしょ!」と声をかけてしまったA子さん。すると息子は涙ながらに反論してきて──?
思わずクスッと笑ってしまいつつも、息子の鋭い視点にハッとさせられたそうです。
「男の子でしょ! 」
ある日の午後、公園での出来事です。
4歳の息子が走っていて転び、膝をすりむいて大泣きしてしまいました。
もちろん心配ですぐ駆け寄ったのですが、嵐のような泣き声に、なんだか周りの目が気になってしまった私。
泣き喚く息子に思わず、こう声をかけてしまったのです。
「ほら泣かないの! 男の子でしょ」
幼い息子の反論
すると、息子は涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら、言い返してきました。
「泣きたいんだから、泣いたっていいじゃん~! 男の子だって、泣いたっていいでしょ~!!」
息子の必死な様子が可愛くて、思わず笑ってしまいます。
でも、たしかにその通りかも。
痛かったのですから、泣きたい気持ちは自然なことですよね。
「男の子なんだから」と、息子の気持ちを押さえつけようとしていた自分に気づき、胸がチクリと痛みました。