筆者の知人は、子供のころから母親の愛情に兄妹差を感じ続けてきました。そんな知人も母になり娘が誕生。すると次は母親による孫差別が始まったといいます。
兄を溺愛する母
私には2歳上の兄がいます。母は跡取りである兄のことを、子供のころからとても可愛がっていました。
私との扱いの差は明確でした。兄には欲しいものを何でも買っていましたし、教育費だって私とは桁違いだったと思います。
「母にとって兄は特別なのだから仕方がない」と私は母親から愛されることを、心のどこかで諦めていました。
あからさまな孫差別
さらに兄夫婦に娘のAちゃんが生まれてからは、Aちゃんのことも溺愛するようになりました。
毎年Aちゃんの誕生日には高額なおもちゃをプレゼント。さらに七五三の費用、机やランドセルなどの入学用品も全て母から買ってもらったと兄から自慢されました。
実は私にもAちゃんと同じ年の娘がいます。しかし、母は娘に対しては全く無関心。「外孫は旦那さんの家に任せるわ」と言われ続け、これまで娘に対して何も援助をしてくれたことはありません。
私にだけではなく娘にも明らかな孫差別をする母に対して、次第にイライラが募っていきました。
クリスマスに起きた許せない事件
そんな中、去年のクリスマスに、母と私の関係に亀裂が入る出来事が起きます。
「実家でクリスマスパーティーをするから娘ちゃんも連れておいで」と兄夫婦に誘われた私。クリスマスに実家に招かれるなんて初めてだったので、娘はとても喜んでいました。