ある日の週末のこと。
息子の少年野球の試合が終わり、ユニフォーム姿の息子と私は、夕暮れの通学路を2人で歩いていました。
すると前から歩いてきた高齢の女性から、ニコリと笑いかけられました。
「あら、Aくん(息子)! 今日は野球だったんだね。お疲れ様!」
息子は立ち止まり、ハキハキと「はい! さようなら!」と返しました。
その後も、家の前で立ち話をされている人、すれ違う人、皆から「おお、さようなら」「野球やってるのか」と次々に声をかけられたのです。