『隣の芝生は青く見える』とはよく言ったもので、しんどい状況のときこそ他人が羨ましく見えるものです。筆者の知人は、大人になり置かれる環境が変わったことで、学生時代に同じような価値観・金銭感覚で過ごしてきた友人をいつしか羨むようになってしまったそう。今回はその筆者の知人と友人とのエピソードを紹介します。
社長夫人になった友人
A子は学生時代の頃から付き合いの続く友人で、会社を経営している若手社長と結婚しました。
現在は3人の子どもを育てながら専業主婦をしています。
そんなA子を纏っている環境はセレブそのもの。
人気エリアに大きな注文住宅を建て、車庫には高級ファミリーカーとほかにも高級な仕事用の車。
A子自身が持っているカバンだって、数十万はするであろうブランド物です。
落差
一方で私は年齢にあった平均的な収入で平均的な役職のサラリーマン男性と結婚。
物価高騰の止まらない現代でお金に余裕はなく、出産後もすぐに復職し、共働きで生計を立てています。
身に付けるものはどれもプチプラ店で購入したものだし、いま着ている服だって何年前に買ったのか覚えていません。
そんな我が家では、マイホームなんて夢のまた夢。
正直、A子のことを羨ましく思っている私がいます。