SNSは日常を彩る便利なツールですよね。友人の近況が知れたり、新しい情報に出会えたりと、嬉しいこともたくさんあります。でも、時にはそのSNSが心を重くさせる原因になってしまうことも……。今回は、筆者の友人の体験談をご紹介します。
マウントコメントに疲弊……
最近、SNSを見るたびに疲れてしまうようになりました。
その原因のひとつが、学生時代からの友人M美のSNS投稿です。
彼女はいつもキラキラした生活をアピールし、一方で私の投稿には
「仕事、まだそんなスタートアップで消耗してるんだ?」
「え~まだそんなお店行ってるの?」
と、上から目線のマウントコメントばかりよこしてきます。
社会人になってからのM美は、自分の人生がいかに恵まれているかをSNSで強調するようになり、それを見るたびに私は、なんとなく心が重く、疲弊してしまっていたのです。
凍り付く空気と友人のフォロー
そんなある日、決定的な出来事が起こりました。
数年ぶりの友人たちとの食事会で、私が最近保護猫を引き取って育てているという話をしたときのこと。
M美が「え、保護猫とかよく飼えるね? 私なんてブリーダーから〇〇万円のロシアンブルー迎えようと思っててさ」と、自分の自慢にすり替えてきたのです。
場の空気は凍り付きましたが、私は「悪気はないのかも」と自分に言い聞かせ黙りました。
すると、友人のひとりが
「いや、失礼すぎでしょ。保護猫を引き取るなんて偉いし、すごいことだよ」
とフォローしてくれたのです。
M美は明らかにムッとしていました。